ヨガをすると気持ちがいい、すっきりすると感じます。
こうした、心地よさやリラックスこそ、ヨガにはまる理由です。
ヨガはアーサナ(ポーズ)をとりながら、呼吸を整え、
背骨を動かし神経をゆるめ、自分自身と向き合います。
ゆったりとして静かな時間の流れの中で行うので、
リラックスした気持ちになれるのです。
アーサナの中には、疲労回復やリラックスを目的とするものがあります。
また、呼吸や瞑想を組み合わせて行うことで、ストレスレベルを下げます。
ヨガの瞑想は自分を客観的にみて心がどんな状態なのか、冷静にみて観察します。
そのため、ヨガはストレスと上手に向き合うための術とも言えるのです。
ヨガでは、アーサナだけでなく、呼吸を意識的に使うことを学んでいきます。
ゆったりとした深い呼吸は、副交感神経を優位にさせる効果があり、
また、早い呼吸は交感神経を優位にさせます。
様々な呼吸を組み合わせ、緊張と弛緩を操作することで自律神経のバランスが
整うことがわかっています。
そのため、ヨガを長期的に続けていくと、ポジティブで安定した心身を
保つことができるようになります。
ヨガとは、アーサナの引き締めるなどのエクササイズ的な要素に目が行きがちですが、
呼吸による自律神経の働きかけや内臓のマッサージ、瞑想による自己の内観など、
自分のメンタルバランスを整えるトレーニングなのです。
これがヨガにはまる理由であり、奥深さなのです。
アーサナだけを重視するのではなく、呼吸と瞑想にも意識を向けることで、
ヨガの本当の効果に気づくでしょう。